アフリカ支援 アサンテ ナゴヤは昨年11月より『ケニア・ゲムイースト村井戸掘削募金』を実施しています。
http://asante-nagoya.com/ido-bokin.pdf
§ 募金目標金額300万円(総事業費見込500万円)
井戸掘削、地質調査費、水質調査費、動力付きポンプ及び貯水タンク建設費、備品購入費、当面の維持費等の見込み金額です。
§募金の期間 平成27年2月28日まで
§募金の納付方法
郵便振替口座 00850-8-123586
口座名義 アサンテ ナゴヤ募金
皆様の温かいお志をお待ち申し上げております。
モクサアフリカとのコラボレーション
さて、今回ご紹介させていただくのは、ケニア奥地農村でのお灸のプロジェクトです。私たちアサンテ ナゴヤは2009年よりゲム・イースト村にて無料医療キャンプを実施して参りましたが、村の人たちの日常的な健康管理が大切であることは言うまでもありません。
そのために鍼灸チームとして何かできることはないかと考えていたところ、イギリス鍼灸師のチャリティーグループであるモクサアフリカと出会いました。
モクサアフリカはウガンダと南アフリカにおいて薬剤耐性結核患者に、日本独特の直接灸を指導しています。
モクサアフリカのHP
http://www.moxafrica.org/
ごく小さいお灸を肌に直接すえる直接灸。 明治国際医大学のサイトから写真をお借りしました。 |
モクサアフリカの方々と打ち合わせを重ね、昨年2014年のアサンテ ナゴヤ医療キャンプでは、現地のヘルスワーカーにお灸の指導をし、もぐさなどの道具を寄贈して参りました。できたばかりのコミュニティセンターの治療室で、RUNELD のメンバーにお灸を指導しているところです。 |
ケニア・アセンボ村でのお灸治療
もぐさとお線香、マッチ、ツボのテキストなどをRUNELDのメンバーに預け、彼らに村の人たちにお灸を教えるように頼んできました。とはいえ、実際にはなかなか難しいだろうと思っていました。
ところが先日、ルーネルドの理事でHIVカウンセラーであるダグラスさんからレポートが届きました。
彼は自分の故郷のアセンボ村の診療所と協力して、村の人たちにお灸を教えているというのです。
結核の投薬を受けている男性、HIV陽性の女性、生理不順の女性の3名の写真を送ってくれました。
まだお灸を始めて間もないということで、はっきりとした効果は表れていないということですが、ぜひ根気強く続けてもらいたいものです。彼らの状態が少しでも改善すれば、他にもやってみたいという人も出てくることでしょう。これからが楽しみです。
0 件のコメント:
コメントを投稿